営業職に向いている人が必要な能力
営業職に必要なスキル力3選

①ヒアリング能力
お客さんの課題を適切に聞き出す能力です。
営業職は「商品やサービスを売り込む仕事」です。ですが、前提として“お客さんとの信頼性”“お客さんの課題を解決してくれる商品・サービス”がなければ営業はできません。
そのためには、お客様との会話の中から適切な課題を見つけだし、それに合った商品やサービスを営業しないといけません。
②タイムマネジメント能力
時間を管理できる能力です。
営業職に向いている人は、まず自己のスケジュール管理が完璧である必要があります。
お客さんに会う時間、自社での会議、プレゼン資料の作成、など営業職には複数の仕事が同時に存在しています。
そのためには、時間を有効的に使えるように管理しコントロールしないといけません。
③マーケティング能力
売れるための仕掛けを考え出す能力です。
“マーケティング”は商品開発の人によく聞くワードですが、営業職では「顧客理解や「戦略策定」として必要になってきます。
営業職に課せられるノルマを達成するためには、この能力を持っていると有利に進むことでしょう。
営業職に“向いている人”のまとめ

営業職にはいろいろな壁が立ちはだかります。
“ノルマ”“初対面の人との会話”など、壁には営業職に向いている人とそうでない人が分かれてくるものが複数あります。
上記能力も必要になりますが、総じて営業職に向いている人はこのような人たちです
・人と接するのが好き
・知らないことに対して勉強熱心
・数字、自己の管理が得意
・相手の立場に立って物事を考えられる
・体力や気持ちが強い人、自信がある人
営業職はどのようなサービスや商品でも、初対面の人と接することが必須になってきます。ですので、人見知りのない人はかなり強い人材となれるでしょう。
また、探究精神も重要です。
自分の知らない世界を知ることで、お客様との間に信頼や話題を見つけることができ、営業が成功しやすくなります。
営業職に限らず社会人に共通ですが、体力と精神力は働く上で重要です。
自分でしっかり体調管理をし、仕事に穴を開けないようにしましょう。
身体が健康でも、精神的に不調になることもあります。
自分を常に客観的に見れるようにし、自分の限界を超えないようにしましょう。
営業する商品やサービスによって営業手法は様々です。
そのため、自分に合った営業手法を見つけることも必要になります。
自分の長所や短所などの自己分析をできるようにしておきましょう。
女性が営業職に転職するメリット

営業職は、個人に任されることが多い仕事です。
顧客、アプローチ方法、スケジュールなど、日々の仕事のやり方は、各自で考えて決めることができます。
そのため一般的な事務職などに比べれば、時間を自由に使うことができます。
やるべき仕事をやっていれば、出勤時間や終業時間を自分でやりくりすることができるため、「仕事とプライベートを両立したい」という女性にはメリットが大きい職種といえます。
最近では働き方改革によって労働時間に対する世間の認識が変わってきました。そのため、過去の営業職のイメージにある「対応時間外にも顧客に呼ばれたら対応しないといけない」ということはほとんどありません。
法人、個人ともに、営業時間内に対応し顧客の希望にこたえるのが鉄則です。
営業経験のある女性はキャリアアップにも大きなメリットがあるといわれています。
現場の事情やビジネスマナーが身についていたり、数字を読む力が身についていたりします。
これらのスキルや経験は営業職以外の仕事でも重宝されます。
実績さえ出せれば大きく稼ぐことができるのが、営業職の最大のメリットでしょう。
「頑張った分だけ報酬をもらえる」と思えると、やりがいを感じて仕事を続けることができるでしょう。
女性が営業職に転職するデメリット

営業職は会社の代表として、数々の顧客を相手にする立場です。
そのため、それに伴う責任感が必要です。
また、成績が上がらないときや営業がなかなかうまくいかないときは、ストレスが溜まりやすい職種です。
よって「お気楽に楽な仕事がしたい」という人には、これらはデメリットになるかもしれません。
また、現代になっても男社会の会社は複数あります。
営業職も同様で、男社会の企業も複数存在しています。
それらに負けないように仕事をしていくことが女性には求められます。
また、人見知りやコミュニケーションが苦手な人、「人と会ったり話したりすることが苦手」という人は営業職を選択するとストレスを感じる可能性があります。
顧客の課題や問題点に気づかないといけないため、コミュニケーションを取るのが得意でも、相手の気持ちや感情への共感性がない人も、営業職では難しくなってしまうでしょう。
ですが、どんな仕事でも必ず責任感は求められます。
また人と接することが全くない仕事はありません。
そのため社会人として生きていける素質がある人なら、こうしたデメリットを過剰に気にする必要はないでしょう。